そぬばこ

備忘録とか、多分そんな感じ。

リクルートのインターンシップに参加しました

題の通りです。株式会社リクルートインターンシップに参加してきました。期間は2月中の1ヶ月で、週3,4程度で参加していました。

この記事では、そのインターンシップに関する感想を良いところ・悪いところ両方含めて書いています。一応、リクルートの人事の方に確認をもらっていますが、問題があればご連絡ください。

参加したインターンについて

engineers.recruit-jinji.jp

参加したインターンは、"Recruit Internship for Specialist 2020"というプログラムです。何やらかっこよさげなタイトルが付いていて、イカしています。なんてたってスペシャリストのためのインターンですからね。
「エンジニア/データエンジニアコース」と「データサイエンティストコース」に分かれており、私は後者の「データサイエンティストコース」で参加しました。今後のキャリアを考えると、エンジニア・データサイエンティストどちらもやりたいのですが、志望した時はデータサイエンティスト志向のほうが強かったからです。

インターンの選考

インターンとはいえ、もちろん選考があります。とはいえ、当初は申し込むかどうかさえ正直迷っていました。理由は二つありました。

  1. 実は去年リクルートインターンの選考に落ちていた。
  2. 申し込み締め切り10月末で、実際行くの 2 or 3 月って予定わかんにゃい。

前者はともかく、後者は(学生側も企業側も)難しい問題ですよね~というのが正直な感想です。
これらの理由に対し、私はノリと勢いで対処しました。そのノリと勢いを高めるために、たまたまアカリク*1経由で来ていた「現場社員との食事会付きインターンシップ説明会」っていうのに行ってきました。

説明会

説明会はかなり小規模で、6人程度の学生が来ていました。小さな会議室で、人事の方の説明を受けた後、現場の社員さんのお話を聞きながら寿司を食らうというものです。

正直なところ、この説明会に参加していなければ申し込んでいなかったと思います。現場の社員さんのお話を直接聞いてモチベーションを上げた私は、ノリと勢いで申し込みました。

1次選考 & 2次選考

ESを書き、SPIを受け、なんとか通ったようです。1次面接を受けることになりました。中身は言えないですが、1時間くらいオンラインで人事の方とお話をして、おわりです。確か11月とかだったと思います。
数週間後、忘れた頃に急に電話がかかってきて2回目の面接の案内をされました。通った人しか連絡が来ないので、なるほど~という気持ちになりました。

2次選考は、いわゆる配属先(候補?)との面接です。面接をした際は全くわからなかったのですが、どうやらそんな感じです。これは後から、「あの時の○○さんじゃん~~~」となります。面接自体は15分くらいで終わり、その後は雑談的な感じだったので、これは落ちたか???とやや不安になりました。

受け入れの通知と事前面談

年は明け、2020年1月。見知らぬ着信履歴から折り返し電話をかけたところ、インターンの受け入れ可とのことでした。いぇーい。
後日オンラインでメンターの方と面談をし、頑張っていきましょうとのことになりました。

インターンの中身

配属先はRLS(リクルートライフスタイル)の内にある電通とのジョイントベンチャー組織で、位置情報を主に取り扱っているところです。

中身に関してですが、もちろんNDAな感じなので、ざっくりとお話していきます。配属先では、最初は好きに位置情報データを触ってみて、会社としての需要や自分のやりたいことと相談しながらテーマを決めていく感じでした。メンターの方は忙しい方でしたが、1日に1時間程度ディスカッションする時間を設けてくださり、密に進めることができました。

最終的な成果物としては、今まで社内では検証したことのないデータ・方法で位置情報の推定を行い、実用性の検証を行いました。実際にデータを測定するところから行い*2、それを用いて軽い検証まで行うことができたので嬉しかったです。

インターン期間中に使った主な技術は、BigQueryとPythonです。人間の位置情報のデータなんてビッグデータ中のビッグデータなのでデータ規模はバカみたいに大きいのですが、初めてBigQurery触った人間としては爆速でびっくりしました。また、BigQueryには便利なことに"BigQuery GIS"という地理情報を扱うための関数群が搭載されており、扱いから可視化まで一通りのことはBigQueryだけで完結していました。すごい。特に制限等が無かったので、細かなシミュレーション等は慣れているPythonでやったという感じです。

イベント

インターン事務局主催の他インターン生との交流のためのLT会や、キャリアパスに関する説明会等がありました。おいしいご飯を食べつつ、お酒も飲みつつ、ワイワイガヤガヤという感じで楽しかったです。みんな優秀でした。

あと、データサイエンティストコースの時間が合った人たちだけで、飲みに行ったりもしました。ワインほとんど空けてごめんね。

ちょっぴりおしゃれなパーカーとかももらえました。写真下手なんですけど、こんな感じのロゴ?が入っています。

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ランチ

過去にリクルートインターンに行った同期達から、ランチは豪華だと刷り込まれていました。実際、なにかと機会があると豪華でした。行った店の位置情報を載せる同期*3みたいなことはしません。普通に写真を載せます。

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配属先が子会社だったこともあり、リクルート本体のいろいろな方々を呼んでいただいてランチをしたりもしました。ありがとうございます。

報酬

時給2,000円です。正直時給2,000円の成果が出せたのかわからん……

参加特典の技術書購入補助

実はこのインターン上限1万円まで好きな技術書を買っていただける特典が付いています。たかがインターン参加学生に太っ腹すぎませんか???
今回は配属先で使用する内容を鑑みて、以下の書籍を購入していただきました。ありがとうございます。

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普段Rは書かない*4のですが、一番右の本はとてもわかりやすく良い本でした。しかし高い。買ってもらえて最高。

まとめ

1ヶ月とても楽しかったです。やりたいことをとにかくやりたいだけやらせてもらえたインターンでした。リクルートの文化として「自分自身が何をやりたいか」を重要視していることを感じ、実際その通りやりたいことを優先させてやらせてもらった感じです。「圧倒的当事者意識」という言葉がありますが、まさにこのことです。

就職活動とデータ解析コンペと並行して参加したこのインターンは、良くも悪くも自分自身のやりたいことを見直すキッカケになりました。さらに、やりたいことをやっていくには自分自身のやっていきが大事なことも再確認しました。今後のM2の研究も、就職後もやっていくぞ!!!

最後にはなりますが、お世話になったメンターの方、ブログウォッチャーの皆様、インターン事務局の方々、ランチに来てくださった皆様、本当にありがとうございました!!!

*1:https://acaric.jp/

*2:オフィス内をぼうっと突っ立っているインターン生はさぞかし不審だったでしょう

*3:https://blog.monora.me/2018/03/did-an-internship-at-recruit-technologies/

*4:分析にも主にPythonを使うので