1月に読んだ(読書メーター上読了日が1月となっているもの)を軽くまとめておく。本を読むためにしっかりとした時間を確保することは無くて、いつも通り、新宿調布間の京王線で読んだ。
以下、読み終わった時期が早い順
雨の降る日は学校に行かない (集英社文庫)
相沢 沙呼
中学時代、学校に行くのは楽しかったか?
カーストを気にして、取り繕っていた自分はいなかっただろうか?
現実として、そこにある。 誰もが気づいても気づかないフリをしているだけ。
6編からなる短編集。
Just Because! (メディアワークス文庫)
dアニメストアで最終回を見た後すぐに読んだ。
読了後の率直な感想としては、物足りない終わり方ではあったが、アニメと合わせて楽しむのが良いと感じた。
アニメとは違い、瑛太と美緒二人のみの構成になっていて、心情描写の補完と考えて読むのを奨めたい。
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)
佐野 徹夜
第23回電撃小説大賞、大賞受賞作。
月の光を浴びると体が光る発光病で入院している女の子と、主人公である僕とのラブストーリー。
主の展開はよくあるので、どうなるかは読める。しかし、心情描写がうまく、ラストが感動した。
繕い屋 月のチーズとお菓子の家 (講談社タイガ)
矢崎 存美
飯テロ小説。料理の表現がとてもおいしそう。
自分の夢を喰らうちょっと変わった話。夢喰いだとバクを思い出すように、他人にどうにかしてもらうのがよくある話だと思うので、気になった人は一読して欲しい。
ポスドク! (新潮文庫)
高殿 円
非常勤講師が主人公。
ポスドクの話と一緒に暮らす甥っ子との話が二重で楽しめた。
「派閥争い」や「家族」といったテーマが好きな人も楽しめる内容だと思う。
設定の甘さや、この登場人物は必要なのか、といった部分が少し残念。
以上5冊。
2月はあまり読めないような気がする。なんとなく。