そぬばこ

備忘録とか、多分そんな感じ。

電気通信大学を卒業したので、成績を可視化してみた

3月25日木曜日、電気通信大学情報理工学部を卒業しました🎉

そのまま電気通信大学情報理工学研究科に進学予定です。頑張っていきましょう。

成績の可視化

さて、せっかく大学を卒業したので、これまでの学部の成績を可視化して振り返っていきたいと思います。 大学の学務情報システムを使えば成績データをcsvで取得出来たらしいのですが、気がついたときにはもうログインすら許されなかったので、紙で手渡された成績証明書を見ながら手打ちでデータを作りました。

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なお、紙の成績証明書では不可になった科目は省かれてしまうので、自分が不可となった科目である「選択露語第一」と「選択露語第二」も追加しています。

GPA

まずは、GPAを計算してみます。 電気通信大学の規程に従い、以下の計算式を用います。

評価平均(GPA)は卒業要件に係わる科目の秀,優,良,可,不可の各評価をそれぞ れ4、3、2、1、0 とし、次の式で計算する。

評価平均(GPA)={4×(秀の単位数)+3×(優の単位数)+2×(良の単位数)+1×(可の 単位数)+0×(不可の単位数)}/(不可を含む履修総単位数)

この通りに計算すると

2.833

と、なりました。 なお、不可(2単位分)を除いて計算すると

2.879

と、なるようです。 当然のことですが、不可がもったいなく感じますね。

各学期ごとのGPAは次の通りです。

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1年次のやる気の無さ?らしきものが感じ取れます。 2年次で心を入れ替えたか、それとも学科の専門科目が増えて稼ぎどころが増えたかといったところでしょうか。

また、GPAの推移は次の通りとなっています。

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あまり代わり映えしませんが、2年次以降は順調に上昇しているようです。

時間割っぽくしてみる

各時間、曜日での成績を可視化してみましょう。 時間割っぽくヒートマップ化してみます。 まずは、各時間での履修コマ数を以下に示します。

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ここで、月曜3限の総履修コマ数が7になっていますが、これは誤りではなく、3年次後期の学科実験が授業区分としては2つに分かれており、かつ同じ日にカウントされるようになっているからです。 これをもとに成績評価を単位数を考慮せずに、コマ数でGPの平均をとったものが次になります。

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目立つのは木曜1,2限で、他は大した差が見受けられないかなと感じます。 木曜1限は履修コマ数が1でその科目(材料化学)が可、2限は単純に選択露語がそこにあって不可だからです。 悲しいですね。

他で少し低くなっているのは、火曜3限でしょうか。 この時間の履修した科目は以下の通りです。

科目名 評価
解析学
論理設計学
数理計画法

解析学」は無限級数微分方程式、「論理設計学」は論理回路の基礎、「数理計画法」は線形計画問題、整数計画問題を扱った講義だと記憶しています。微分方程式を解くということが単純に苦手で、論理回路もあまりしっかり理解できた記憶がありません。「数理計画法」は面白い講義だと感じました。

各学期での評価は次の通りです。

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17年度後学期だけ1限が無くズレていますが、これはmatplotlibの操作でどうにかできる方法がわからなかったためです。誰か教えてください。 1年次が他と比べて薄くなっている様子がよくわかるかと思います。

各曜日でのGPAは次の通りです。

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水曜日が若干高く、火曜日が若干低いかなといった結果です。 水曜日は人文科目が多く、自分がそれらを得意としていたからかなと推測できます。

各時間でのGPAは次の通りです。

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2限の成績が悪く見えます。 不可があるというのも大きな理由の一つですが、1限に頑張って出て、2限は眠たくて集中力が途切れていた記憶があったり無かったりします。

科目区分ごとに見てみる

講義科目は科目区分で分かれていますので、最後にそれごとで見てみることにします。 単純に科目区分ごとでGPAを算出したものが次のグラフです。

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圧倒的に低い理工系教養基礎科目というのは、先程述べた可となっている「材料化学」一つだけだからです。 その他に目をやると、理数基礎科目が低くなっています。 これは1年次の微積線形代数といった数学科目や、物理、化学概論が含まれており、基礎を疎かにしている様子が伺えます。 他区分ではあまり大して差がないのかなといった印象です。


卒業記念に、成績を可視化してみました。 大学院ではそれなりの成績と、それなりの研究成果が残せるように、精進していきたいと思います。